どうも。久米康広です。随分前のことですが、ある物件に清掃に行った時、不思議な猫に会いました。玄関に入ろうとしていたぼくの足元に、見たことない猫が後ろからいきなりすり寄ってきて、体をなすりつけてきました。びっくりしましたが、頭をなでてやりました。遊んでもいられないので、階段を2階へ上がって行こうとしました。すると上がっていこうとするぼくの足にまだまとわりついてきます。踏みそうになってとても危ない。声をかけても離れてくれません。なんとか猫にまとわられながらを2階を清掃しおわり、1階にきましたが猫はまだひっついてきます。なんとも怖いくらいのなつきっぷりです。昔飼ってた猫にもここまでなつかれたことはありませんでした。ちょっと遊んでやろうと思い、しゃがみこんで手の平を地面におくと、猫は手を枕にして横になりました。耳のあたりをくすぐると、猫は恍惚の顔になりました。そのまま猫は不思議な動きを始めました。前足の指を開きながらゆっくり前に突き出し、また握りながら脇にもどす。これを交互に繰り返しました。なんともみたことのない動きでした。どういう意味をもつのでしょうか。
ともかく十数年ぶりに猫とたっぷり遊びました。でもこの時きりで、それからこの猫とは会えていません。また会いたい。