清掃部の久米です。 とある清掃物件の近くに、少し変わった犬がいます。その物件へは、まずパーキングに車を停め、少し歩いていくのですが、その途中にある家に飼われています。囲まれたフェンスの中の敷地内に放されていて、まるで普通な日本犬なのですが、ぼくが近づいてくるてくるのに気づくと、急にうなり出し、吠え立て、絨毯の切れ端をくわえ振り上げては叩きつけ、すごい興奮してくれます。鉄格子にかじりつくこともあります。週に一度の朝前を通るだけなのに何故こんなに怒られるのか謎でしょうがありません。 そして、一時間ほどして清掃後帰りにまたこの家の前を通ると、今度は犬が変わったように落ち着き払って座っており、うんともすんとも言わず見向きもしません。この落差がおもしろいのですが、また、さみしくもあります。